リザード黒桟革【最大幅30cm】黒×本黒漆/ツヤ強/背割/2806hk
リザード黒桟革【最大幅30cm】黒×本黒漆/ツヤ強/背割/2806hk
リザード黒桟革【最大幅30cm】黒×本黒漆/ツヤ強/背割/2806hk
■現物写真
販売する革の現物を撮影しています。掲載画像をよく確認して購入を検討してください
■商品説明
・リザード(トカゲ)の1匹革です
・A4サイズ保証です
・サイズ保証とは、大きなキズや穴が無く規定サイズを確保できることを保証するものです (トカゲ革の特性として細かなキズ、ウロコの乱れ等はあります)
・上記長方形内に目立つキズや穴の無い革を選んでいます
・姫路黒桟(くろざん)革で有名な坂本商店様の漆(うるし)と加工技術から生まれた本黒仕上げのリザード革です。※坂本商店様の姫路黒桟革
■本黒仕上げとは
精製された漆は、元々茶色がかった透明をしており、黒以外の色漆(朱色など)は、 この透漆に顔料を混ぜることで色を出します
ただし黒色だけは、精製の段階で鉄分を混ぜ、鉄の酸化作用によって、漆自身が黒色に変化したものなのです
いわば漆の黒色は他の黒色とは異なり、漆でしか出せない 漆特有の黒色、「他にはない黒」ということになります
ですから、その深みがあり光沢のある黒色を、漆独特の黒色になぞらえて「漆黒」と呼ぶようになったと思われます
■商品情報
・色:ブラック×本黒漆
・厚さ:約0.8mm前後
・最大幅:約30cm
・価格:16,500円(税抜15,000円)
・スキ加工:不可
・配送:宅配便 ※配送料について
■リングトカゲについて
・リングトカゲ(和名:ミズオオトカゲ、学術名:Varanus Salvator)
・トカゲ革の中で最高の品質です
・大きな個体は全長2メートルを超えます
・本来とてもキズの多い革なので、大きなサイズでの良品は極めて希少です
・東南アジア一帯の湿地帯に生息し、バッグ、小物、ベルト、靴等に使用されています
■注意事項
・天然皮革のため、傷、シワ、擦れ、厚さの変化、汚れなどがある場合があります
・染色革のため、色ムラ、色移り、退色、色焼け、色落ちなどがあります
・革の製造工程でピンホール(針穴など)が必ずつきます
・裏面に染色時の汚れやサイズ表示がある場合があります
・天然皮革はお客様都合での返品・交換をお受けできません ※ご利用案内
・閲覧環境により画像の色が実物と異なる場合があります
■生息環境の保全と天然皮革の持続可能な利用について
希少な天然皮革を大切に使っていただくことはとても意味のあることです。くわしくはこちら
■漆(うるし)について
漆はウルシオールという樹脂分が主成分で、その他に水分、ゴム質、酵素などを含みます。
この成分の割合は、採取される産地によって異なっており、それぞれの漆の性質の違いになってきます。
漆が乾くメカニズムは、一般的な「乾く」という概念とは大きく異なります。 一般的に「乾く」というのは、水分が空気中に蒸発する、というイメージがありますが、漆は全く逆で、空気中の水分を取り込んで乾きます。
漆が乾くというのは、成分の酵素(ラッカーゼ)が、水分の中の酸素を取り込んで反応し、ウルシオールが液体から固体になっていくことです。日本では梅雨時期が最も乾燥が早くなります。梅雨時期や夏場は気候的にも乾きやすくなりますが、それ以外の時期でも漆を乾かすため、「漆風呂」「むろ」と呼ばれる漆用の乾燥室を使います
漆の塗膜は堅く、また非常に柔軟でもあり、現代の一般的な化学塗料よりも強靭で優れた性質をもっています。酸、アルカリ、塩分、アルコールにも強く、また耐水性、断熱性、防腐性なども高いということも 特徴です。また、接着剤としても優れており、陶磁器を修復する「金つぎ」や、染型を作るときに紗に型紙を張る工程などで、古くから接着剤として漆が使われてきました。
ただ、漆は紫外線にはあまり強くありませんので、屋外で使用する際には塗り替えなどが必要になってきます。漆塗りの漆器を保管する場合でも、直射日光を避けた方が良いでしょう。
また、漆は乾くのに時間が掛かるという特徴があります。
このために1つの漆器を塗り、仕上げるためにも長く時間が掛かってしまいます。