魚革(フィッシュレザー)の種類と特徴

■魚革(フィッシュレザー)

現在東京店で取り扱っているフィッシュ革は下記2種類となります。

1:ティラピア

サイズは小ぶりですがウロコ模様がはっきりとしている美しい革です。ワンポイントの使用でもしっかりとインパクトを与えてくれる革素材です。

魚革 ティラピア

2:パーチ

スズキの一種でフィッシュ革としては大きなサイズとなります。使い古したような独特な風合いが魅力です。自分で染色できる無染色の革もご用意があります。

 魚革 パーチ

 

「フィッシュレザーのウロコ模様はポロリと取れないのか?」

と言う質問をよく受けます。回答としては「いいえ、取れません」となります。

魚のウロコは1枚1枚独立して固い成分でできていますが、これらはフィッシュ革を鞣し仕上げる段階で取ってしまいます。フィッシュ革のウロコ模様は、これら固いウロコがはまっていた、いわば額縁の部分の模様であり、革そのものが変形した自然の造形です。

(ごく稀に革に固いウロコが残っている場合がありますが、これは指で引っ張ると簡単に取れます。もちろん取り去った痕は周りの部位と同じ「ウロコ模様の革」が残り、穴になるわけではありません)

もしウロコが取れるように見えたとしたら、それは革の相当なダメージが与えられて破けた場合かと思います。
さすがに先の尖った針の先端やカミソリの刃で引っ搔けば(牛革含めてどんな革でも同じですが)切れたり破けたりします。

魚の革と聞くと、強度を心配するイメージを持つ方も多いと思います。実はフィッシュ革は厚さのわりに繊維の密が高く丈夫な革です。

東京店舗には現物も陳列販売していますので、ご来店の際には是非触ってみてください