ワニ革の種類と特徴

ワニ革は広く「高級皮革の代表格」として認知されてきた革素材です。

当店では丸革はもちろん、それぞれの使用用途に応じたカットレザーも数多く取り揃えています。

仕上げ方法や種類も多く、やはり多くの革を見て選んで頂けるよう今後も更に沢山のサイズ・色・仕上げのワニ革をご用意していきます。

ここではワニの種類についてご説明します。

■ナイルワニ

(ナイルクロコ)Nile Crocodile
学名:Crocodylus niloticus

無染色の柄模様が美しい「ヒマラヤ」仕上げで有名な高級革素材です。
腹部の四角いウロコ部分(竹腑と呼ばれる部分)と脇腹の丸いウロコ(丸腑と呼ばれる部分)の境目の変化が他のクロコダイル種よりもなだらかなのが特徴です。

当店では人気の小物用サイズから大ぶりのバッグ用サイズまで取り揃えております。四角形にカットされた革も多くはナイルクロコを使用しています。

生息地は、アフリカ大陸の淡水の沼や河川です。現在供給されている革は殆ど養殖のものとなっています。


 
■シャムワニ

(シャムクロコ)Siamese Crocodile
学術名:Crocodylus siamensis

比較的ウロコが細かく、革の状態で縦に長い形状をしているので製作者の方から人気のあるクロコダイル種となっています。当店では比較的大きめのサイズを中心に取り揃えています。背割りタイプの腹ワニが主流ですが、流通の少ない腹割りタイプ(背ワニ)もあります

生息地は、東南アジアの河川、沼ですが、商取引されている革は全て養殖によるものです。

シャムワニ シャムクロコ


 
■ニューギニアワニ

( ラージクロコ)Freshwater Crocodile
学術名:Crocodylus novaeguineae

腹部の四角形のウロコ(竹腑の部分)が他のクロコダイル種と比べて比較的大きいのが特徴です。脇腹の丸いウロコ部が細かいウロコ模様なので、その大小コントラストがお好みの方に人気の種です。

当店では小物用の小さなサイズから大ぶりのサイズまで取り揃えています。
全体の流通量では日本で最も多く使用されているクロコ革で、生息地は東南アジアの淡水の河川や沼です。

ニューギニアワニ ラージクロコ


 
■イリエワニ

(スモールクロコ)Saltwater Crocodile
学術名:Crocodylus porosus

ポロサスとも呼ばれており、腹部の四角形のウロコ(竹腑の部分)が他のクロコダイル種と比べて比較的小さいのが特徴です。細かなウロコ模様を好む方に人気の種です。ヨーロッパブランドも数多く使用しているクロコで、良品は高値で取引されています。

生息地は、東南アジアやオーストラリアの海水と淡水との混ざりあう河川の入江部です。現在、多くは養殖された革の輸入となっています。

イリエワニ スモールクロコ ポロサス


 
■ミシシッピーワニ

(アリゲーター)American Alligator
学術名:Alligator mississippiensis

ミシシッピーワニの特徴は丸革で見た時の圧倒的な縦の長さです。そして腹部の四角形のウロコ(竹腑の部分)と脇腹の丸いウロコ部(丸腑の部分)の境がはっきりしています。その大小コントラストがお好みの方に人気です。

生息地は、アメリカ合衆国南部の沼や河川です。大規模な養殖が行われており、人件費の高い国の原産のため比較的高価で、日本国内の流通は少なめです。

ミシシッピワニ アリゲーター


 
■カイマンワニ

(バビラス)Central American Caiman
学術名:Caiman crocodilus fuscus

生息地は中央アメリカの河川や沼で、他のワニ類と比べ革室が硬い為「石ワニ」とも呼ばれています。しかし近年は鞣し技術の向上でソフトな仕上げも可能となりました。腹割り(背ワニ)も人気があり、背中の鎧部分(ゴツゴツとした立体感のある部位)を革のセンターに配置した革小物も個性的です。

脇腹の部分はサイドと呼ばれ比較的柔らかいので利用しやすい部位です。東京店舗では小物用にぴったりサイズの丸革(背ワニ、腹ワニ)はもちろん、このサイド部分も販売しています。

カイマン背ワニ(腹割り)

 カイマン 背ワニ

カイマン腹ワニ(背割り)

カイマン バビラス